南海キャンディーズの山里亮太さんと女優の蒼井優さんの結婚、驚きました!
驚きましたが、昨日おふたりで並んで会見をしている画面を見ていたら、ほっこりお似合いで、優しい絵本の中の夫婦のように見えました。
芸能ニュースは疎い方ですが、こんなに見ていて幸せになった会見は久しぶりに感じました。
結婚報告に来た、娘とお婿さんを迎える実家のお母ちゃんになった気分でした。
その中で、蒼井優さんが言った結婚の決め手となった「冷蔵庫を開けたらちゃんとすぐに閉めるところ」という言葉に妙に納得しています。
今回のブログは、そんな冷蔵庫と結婚の関係について、わたしなりに感じたことを書かせていただきます。
結婚の決め手
独身のころ、友人と女子会で盛り上がったり、雑誌で特集されていたりする「結婚の条件」。
それは性格やステータスやルックス・・・様々な切り口から語られる永遠の話題ですよね。
でも、実際に晩婚のわたしからすると結婚の決め手、って実は「冷蔵庫の開け閉め」とかそういうところなんだと思うのです。
生活ストレスこそ結婚の敵
結婚は「生活」と言います。
朝から晩までずっと一緒に暮らすことになる結婚は、互いの生活に関する価値観が違っていると厳しいものです。
朝、起きて大好きな顔が横にいたら嬉しい。
でも、大好きな顔が歯磨き粉のキャップを毎回閉め忘れていたら、毎朝必ず「キャップ締めてよー(ムカッ)」という声をかけなければいけなくなる。
夜、ドアを開けたら大好きな声で出迎えてもらえたら嬉しい。
でも、大好きな声で食事中にしゃべり続けられて、口の中のモノがすべて見えていたら、毎回顔をみないようにしなければいけなくなる。
何も気にすることなく、自然に歯磨き粉のキャップが閉まっていること。
何も躊躇なく、自然に気持ちよくお互いに食事ができて笑いあえること。
そういう「自然に楽しい」部分が多いほど、結婚して毎日を幸せに過ごせるのではないでしょうか。
- 服の脱ぎ方
- 柔軟剤の匂い
- 食事の仕方(音や食べ方)
- いびきや寝相
- ドアや引き出しの扱い方
もっと細かく言えば、ブログをどれだけスクロールしても足りないくらいになってしまうかもしれませんが(笑)
だから、冷蔵庫を開けたらすぐ閉める。
これは本当によく分かります。
冷蔵庫のドアを開けておくと、中の冷気が逃げてしまって食品も傷みやすいし、電気代もかかってしまいます。
だけど、その理由を面と向かって何度も言うのは、何となく口うるさいヤツに思われそうで言いづらい。
モヤモヤしているうちに、またキッチンでバタッという音。
あっ、またドア開けてから出すものを考えてる!
あっ、また!
あっ、また開いてるよ!
ストレスストレスストレス・・・
ぐちぐち言ってもストレス、言わずに黙っててもストレス。
これ以上の負のスパイラルってあるでしょうか。
これ、自然に「冷蔵庫開けたらすぐ閉める」ことができる人相手なら、毎日この「冷蔵庫の開閉」という作業に対して何にも思わないんですよね。
これが、ステータスより、ルックスより、ある点においては性格よりも「生活ストレス」が少ないほうが、毎日を穏やかに過ごせる気がする理由です。
ちなみにわたしの結婚の決め手は、食事を終えた瞬間でした。
食べ終わる時間がいつも同じタイミングだったこと、そして箸を毎回ちゃんとそろえて置いたこと。
この人となら、きっと同じ速度で生きていけると感じたのだと思います。
むすび
以上、山里亮太さんと蒼井優さんの結婚会見から思った「結婚のきっかけ」についてでした。
価値観も似ていて、尊敬しあえて、笑いや感動のツボが一緒のおふたり。
きっと末永く素敵な家庭を築かれることでしょう。
本当に見ているわたしたちまで幸せになるような、いい会見をありがとうございました!